131 名前:siro 投稿日:2003/ 3/22 14:42 >>125

月9俳優の”ロンバケ社協定”
 月9には、俳優の所属プロダクション同士の協定がある。いわゆるロンバケ協定だ。
 ロングバケーションというドラマに出演している俳優たち(山口は既に大物だから除く)はそれぞれ後にブレイクした。だから月9にかんしてはお互いの領域を荒らさないよう、ローテーションを組んで順番に月9に主演するようになった。特に稲森に比べてほかの三人(の事務所)は力が弱いので、この三人の結びつき、特に女優においては強固だ。

パパドゥ(松 江口)→研音(反町、竹野内、江角、財前その他多数)→芸映(広末 小雪

 と順番に出演する。あるいは”すだれ掛け状”に、お互い共演しあう。このクールは、製作スタッフ側のキャスティングにおいて、稲森の事務所(=バーニングプロダクション)の影響を、極力排除することを認める。パパドゥ芸映(現フラーム)は、同事務所で他に替わる人材はいないので、事実上、この二人のみが対象である。

 出演するときは三人一度に出す。例は、月9ではないが”こんな私に誰がした(武田、筒井の漫才ドラマ)””僕が僕であるためにsmap特番ドラマ)”とか。やはり研音は固定されず、いろいろな人を出すようだ。


 当然、稲森の事務所は強力なので、協定を結ぶ必要はない。このようなローテーションに関わりなく、”持ち駒”を自由に出演させられる。だが、やはり三社の領域は荒らさないようだ(つい最近までは)。しかしこの三人の連合政権が続く3クールは、稲森の事務所にとって、最大多数でありながら野党に等しい状態なので、この3つの視聴率が芳しくないと、マスコミを使って散々に叩く。三人を追い落とそうというわけではなく、相対的に、自分の事務所の女優たちの質の低さ、または、(その女優のファンではなく)ドラマのファンの酷評を隠したいというのが本音だろう。稲森以外でここの女優たちが出演している作品についても、前述の三人の出演作に比べて、視聴率を取れているわりには、評価は極めて低い。言っておくが稲森の評価はそんなに悪くはない。だが他は???というところだ。


 ちなみに、ローテーションから逸脱したキャスティングを行うと、とんでもないゴタゴタが起こる。それがかの有名な”空から降る一億の星”にまつわる事件だ。