271 名前:siro 投稿日:2003/ 8/18 23:49 >>1

これだけはやめてほしい


それは、よくドラマに出ている役者が”私の芸能界入りのきっかけは、渋谷でのスカウトです”と言うことです。それと、ことさらにヤンキー出身を売りにするのもやめて欲しいです。


全部嘘と言うわけではありませんが、本当のことでは無いと思うからです。そんじょそこらの素人を一目見ただけで、莫大な手間隙を賭けて育てようと決心するには、リスクが多すぎ、不確定すぎます。例え、きっかけがスカウトだとしても、本当にふるいにかけられるのはそれ以後、この時期が本当のスタート地点です。それと何千人の中からオーディションで選ばれたと宣伝しますが、5分間の歌だの、演技ごっこだの、自分の得意なものの披露だので、真の実力など採る側がわかろう筈がありません。実際は所属プロダクションを通して、この子は本当に芸能界でやっていける人材なのかどうか、綿密な下調べが行われているはずです。野球のスカウトだって、数年間にもわたる本人へのリサーチ、接触を行い、それで採るか採らないかの結論を下します。芸能人もそのくらいの金を生む存在ですから同様なことが行われているはずです。


問題なのは、これを真に受けてしまい、芸能人などは、同じ位の金をもらっているのに、スポーツ選手など綿密さと比べて、どんぶり勘定の、いい加減な、楽なヤクザな存在だと早合点したり、私も”今は芽が出ない、ダメな存在でも、あ○みたいに渋谷でグレていてもいつかは松浦さんのような大物の目に止まって成功できるかもしれない、だから諦めないでがんばろう”と勘違いして、いつまでも芸能界デビューにしがみつき、本人に見込みがないとわかっているにもかかわらず、連中の飯の種のために、わざと夢を諦めさせることをさせず、少女の体を狙うスカウト達や、レッスン料をふんだくろうとする輩が後を絶たないことを許していると思えるからです。彼女達が渋谷でたむろしている位の年代(16-7歳)には、売れる見込みのある人材の選別は、とっくに終わっています。あとは野球で言うテスト生での入団みたいなもので、野球と同様、そこからの逆転はほとんどありません。言い方はきついかもしれませんが、残りかすみたいなものです。不条理でもなんでもなく、その人に本当に芸能界で生きていけそうな才能があるのなら、13-14歳ごろから、自然にその子に関係した情報が、プロダクションを通じて、関係者の耳に入る、或いはCM、グラビアなどでの活躍が目にとまっている筈です。例えプロダクションに所属していない素人でも、地元で評判の美少女だとか何とか、噂は届いているはずです。



例え遅い年代で芸能界入り、女優宣言をしたとして、そして、たとえ本人にかなりの才能があろうとも、キャリアから言って、そのくらいの年代(13-14歳)で、大舞台での演技を始めた人にはかないません。


でも、たまにはそういった”残りカス”を売れさせないと、いつまでも売れないのにも関わらず、芸能界を諦めきれない、だから関係者に体を売りつづけていたり、法外なレッスン料を払いつづけたりしてくれる、おいしい”金ヅル”が、芸能界を容易に諦めてしまう。それでは業界はおいしくない。それで、その”夢を諦めさせないサンプル、挫折組の希望の星”として、誰かさんのように、”いったん挫折しても、頑張り続けて、その頑張りが認められて大物の目にとまって、成功の階段を駆け上がる”という、でっち上げキャラクターを、業界総出で、莫大な出費をして、作り上げている。現在はそんなとこでしょう。業界のエゴのために”作られた”キャラクターなので、そのように売り出された人で、本当に長続きしたためしはありませんが。利用されただけなので、当然といえば当然でしょう。でも何れ消えるといっても、それまでに、さんざん大根演技でドラマをぶちこわしているのですから、せめてその後片付けくらい、してほしいもんです。勝手に現れ、勝手に暴れまくり、さんざんドラマ界を破壊して、勝手に消えていく。台風じゃないんだから。