233 名前:siro 投稿日:2003/ 7/ 9 21:17 >>1

裏を見透かされている。誰に?もちろん視聴者に。

業界全体の月9憎悪

研音を中心とするロンバケブレイク組と、彼らの、月9枠独占を危惧するバーニング系の、マスコミを巻き込んだ骨肉の争い

○制作スタッフの責任転嫁。
 フジテレビは、月9作品が視聴率的に失敗すると、自社メディアの威力をフルに使い、主演俳優のスキャンダルやバッシングを意図的に流させ、あたかもシナリオや演出には失敗はなかったかのような世論誘導を行う。反面、大手事務所タレント作品が失敗しても、マスコミは怖くて作品そのものの失敗に触れたらがらない。よって、どちらにしても制作陣にとっては天国。よって脚本家や演出家が堕落した。

○マスコミ的には力は無いが、実績、実力共にある役者は、バカバカしくて、あるいは激怒して、月9はおろかフジテレビそのものに出なくなり、月9を含めたフジドラマは、売り出し中の小粒タレントの顔見世の場。兼、彼らの稽古場と堕した。

○マスコミ的には力は無いが、実績、実力共にある役者は、バカバカしくて、あるいは激怒して、月9はおろかフジテレビそのものに出なくなり、月9を含めたフジドラマは、売り出し中の小粒タレントの顔見世の場。兼、彼らの稽古場と堕した。

○”売出し中の小粒タレント”を山ほど抱える”大きすぎる事務所”はこの状況は大歓迎、彼らが最大のお客さんとなる。なんたって下手すると処遇に困る連中を大量にさばく大量の場を提供してくれるのだから。はたからみれば供給過剰もいいところなんだけど・・・・。とにかく量だ、これだけ売り出せば誰かしらブレイクするだろうから。下手な鉄砲も数打ちゃ・・・。一方そのしわ寄せを食う弱小事務所の役者達。

○よって、”ブレイク率”は急激に低下し、”あの人は今”状態の人が増えだした。だが既に事務所からお金をもらっているので、後に消えようが知ったこっちゃない。どうせ次から次へと事務所プッシュのイチオシが現れるからタダ飯には困らない・・・

TBSエンターテインメントの過小評価

○TBSエンターテインメントは、枠によっては、視聴率や役者のイメージの好悪、役者が旬かどうかにこだわらず、作品の水準のみで勝負した、良心的な作品を作り出している。がしかし、マスコミ、或いはバーニングやフジテレビのアルバイトらしき掲示板の住人は、そういった作品に出演している役者を、視聴率が低いのに使いつづけている、癒着ではないかと批判。インチキ視聴率調査や、マスコミのあおりで下駄を履かせた、マスコミ自称の視聴率キング(クイーン)を何故使わないのだ!と煽る。誰が使うもんか!使ったところで我々制作陣は一切得をしない。失敗すればマスコミは庇ってはくれるから気分はいいが、成功しても見かけだけの成功。タレントは得するがこっちはおもしろくない。そして、これから連中が落ち目になっても、いやいや使いつづけなければならない。何でたかがタダメシぐらいでそんな損なことをしなけりゃならないのだ。何で奴等の”老後”を我々が世話しなきゃならないのだ。

芸術的作品なのだから視聴率が低くても有料コンテンツで十分ペイできるのだから余計なお世話。固定ファンも多いというのが強み。制作陣は視聴率はおろか、日本市場さえも相手にしていない。当然自分たちに一円も金を落としてはくれない”タダ見”のルーズウォッチ層の意見や、自分達がイチオシしている連中が売れてくれなきゃ非常に困る(事務所から金もらっているので、ちゃんと売らせないと、事務所から努力が足りない、金払った甲斐が無い、と叱責される)マスコミの意見など聞く耳持たない。

○視聴率キング(クイーン)などは虚構に過ぎない。もし視聴者が作品の水準の目安として視聴率を使う(高ければ面白そうなので見る、低ければつまらなそうなので見ない)ことを一切やめてしまえば、大金をかけてまで視聴率を操作する(宣伝、煽りを含む。或いは実際の操作)意味が無くなる。ましてやスポンサーまでもがそれを放棄してしまえば・・・・例えて言えば、映画で、制作費を除いて、短期的には、一億かけて宣伝して一億一千万の収益が見込めるが、全く宣伝しなくても一千万の利益が見込めれば、宣伝は無意味となることと同じ。だが興行収入は11倍なので、それ(観客動員数ランキング上位となること)自体が宣伝効果となり、興行収入にフィードバックされるから、長期的なスタンスを考えて宣伝費を使う・・だが皆がランキングとか興行収入などを作品を見る基準とすることをやめてしまえば、短期的だろうが長期的だろうが、どっちにしろ、同じことになる。むしろ逆の傾向(宣伝費をかけて得するのは短期的なスタンスの方、宣伝費をかけない場合、むしろ長期的スタンスの方が有利=タダで利用できる口コミや根強い固定層をつかむことができるので)が現れれば、宣伝費を使っての観客水増し、下駄はかせは、あまり意味をなさなくなる。視聴率神話もこれに同じ。或いはCDランキングも同様だろう。