166 名前:siro 投稿日:2003/ 4/20 19:37 >>165

エミー賞に相当するものはあります
 テレビ誌、その他の雑誌社がそれぞれ主催している賞はあります。
 ただ、それらは、とんでもなく偏向している(大手プロダクションに媚びている。それなら大衆に媚びている方がまだまし)ので、歴史を重ねても、全く権威がつかないのです。選考委員の、評論家といわれている人のコメントもひどいもので、この人はホントに作品を見てるのかと疑問におもうことがあります。私は、そんな中でも、ザ・テレビジョンが行っているやつが、公平で、一番納得できる賞だと思いますが、これも選び方に若干問題ありだといわれています。それ以外は酷いの一言で、特に大衆週刊誌、スポーツ紙が行っているものは賞ではなく、タレントの宣伝です。むしろ逆だと思ったほうが(つまり賞をもらったやつはつまらない=つまらないからこそ、工作して、賞で権威付けしてもらう。いい作品は自然と好評が広まるからわざわざそんなことしない)いいかもしれません。
 しかし時がたって、何であんなのがもてはやされたんだろう。・・・て思う受賞作ばかりです。話題作ってだけで賞をあげてはだめなのです。いつまでたってもその賞は権威がつきません。ましてやプロダクションの力関係で決めるなんて論外です。
 例をあげますと、同じ野島伸司作品を比べてみても、未成年、世紀末の詩、その他あまり話題にならず、視聴率的にも芳しくなかった作品の評価は、かえって時がたつにつれあがっています。高校教師、リップスティック、S.O.Sの評価も衰えを知りません、高校教師は話題になりましたが。逆にあれだけ話題になったのにもかかわらず、家なき子の評価は、現在はかなり低いです。野島でさえこうなのだから、他の、時が経てば消えてしまいそうな脚本家の手掛けた作品の評価は、現在話題にはなっていても、将来、目も当てられない状態になってしまうかもしれません。アカデミー賞エミー賞受賞作がそうなるとは考えにくいです。真っ当な賞の必要性をホントに痛感します。