157 名前:siro 投稿日:2003/ 4/15 1:35 >>154

あくまで私見ですが
>また、1回当たりの制作費もアメリカTVドラマ(日本の映画1本にかける費用かそれ以上)に比べて市場が国内のみか、せいぜい東アジア圏に限られている為か少なすぎます。

アメリカが特殊すぎると思います。英語国ですし。でも日本はまだ恵まれているほうです。アジアでは野島ドラマをはじめとして、日本のドラマが引っ張りだこです。日本好きの人も多いですし。中国、韓国は、日本のコンテンツをのどから手が出るほど欲しがっています。ただ現状は政治的な問題が解決していないだけで。
ただ問題なのは、政治的には解決している(日本文化の輸入制限のない)国でもほとんどが海賊版のコピーVCDなのでアジア市場で資金回収が当てにできないことです。放映権はちゃんと買っていますけど。

法的な問題(著作権問題)が解決すれば、物価の安いアジア市場といえども、絶対に無視できない存在となり、知名度、旬というだけでドラマに出ているぱっと出の役者や、海外に通用するはずの無いお粗末な脚本、事務所の圧力に屈し続けている製作陣は淘汰されるはずです。海外の人たちは、話題性や、バッシング記事や、日本の怪しげな視聴率調査にはあまり影響されず、作品のよさのみ求めてきますから、そこで通用するドラマといったら、練りに練った、かなり本格的もののみになるでしょう。

アジアの人たちは、日本のファッションを真似したいから見ているとかそんな浅いものではないです。やはり、いいものは、わかる人にはわかります。国境、使用言語の有利不利、文化にかかわりなく。どの国だって同じということですね。